カイエン暴走モード&カイエン暴走カッパモード


(2004/08/24)追記
この文章は、以前はkimuさん所有の「kimuのホームページ」に間借りさせてもらって公開していた物です。 kimuさんのHPの閉鎖に伴い、以前からお世話になっている「Field of Dreams」へ移動しました。 冒頭が変ですが、元はとある掲示板でのレスとして書いた物なのでこうなっています。


元記事の「カイエン大暴走!」を調べていたらいろいろと見つけてしまいました。 この問題、相当に奥が深いです。

まず、カイエンには必殺剣「空」(必殺剣レベル2)をパワーアップさせる裏技があります。 これを「暴走モード」と名づけます。 暴走モードへの入り方は以下のとおりです。

  1. 必殺剣レベル2を選択し、敵の攻撃を待つ状態にする。これを「当て身待ち状態」と名づける。
  2. 魔法などを使って、カイエンを当て身待ち状態のまま殺す。
  3. 生き返らせる。

復活したカイエンはすでに暴走モードになっており、必殺剣「空」の性能が以下のように変わっています。

  1. 当て身待ち状態のときに…
  2. カイエンが攻撃を受けるとその相手に対して必殺剣「空」が発動する。(これは通常どおり)
  3. カイエン以外の仲間が攻撃を受けても必殺剣「空」が発動する。
  4. それどころかカイエン以外の仲間が敵に攻撃しても必殺剣「空」が発動する。
  5. 以上の攻撃に対してはミスしていても必殺剣「空」が発動する。
  6. さらに、「盗む」・魔封剣・ブラストボイス、果ては防御にまで反応して必殺剣「空」が発動する。
  7. 3〜6までの必殺剣「空」は、すべて敵に対して発動する!

必殺剣「空」を1回使った後は再度必殺剣レベル2を選択すればその都度使えます。 もちろん暴走モードのままです。 これらの必殺剣「空」はほとんどすべて単発ですが、ごく稀に2回以上連続で発動することがあります。 私が調べた限りでは以下の2例だけです。

  1. ギガントスの通常攻撃×2+喉輪に対しては喉輪終了後に2回連続で発動する。
  2. オルトロス(2)に対して「盗む」と、オルトロス移動後に3回連続で発動する。

まず1番の「通常攻撃×2+喉輪」ですが、これはギガントスが持つカウンター攻撃です。 この場合、カイエンの当て身待ち開始(※)に対するカウンターにさらにカウンターで必殺剣「空」を叩き込んでいるわけです。 通常はカウンターに対してはカウンターは発動しないのですが、ここではかまわず発動しているようです。謎。

(※)当て身待ち開始は魔法攻撃です。その証拠に敵が透明になっているときに当て身待ち開始すると敵の姿が見えるようになります。

2番はもっと謎です。元記事と同じ状況ですね。暴走モード時の「盗む」に対する必殺剣「空」発動は、 普通は1回なのですが、オペラ劇場のオルトロスに対してだけはなぜか3回です。 ひょっとしたら盗みだけではなく移動に対しても一緒に必殺剣「空」が発動しているのかもしれませんが よくわかりません。 もともとオペラ劇場のオルトロスには謎が多いのでここでは結論は出せません。

さて、話はまだ続きます。これらの現象を調べているうちにもっと恐ろしいことを発見してしまいました。 名づけて「暴走カッパモード」です。 やり方は、暴走モードかつ当て身待ち状態のカイエンをカッパ化するだけです。 この状態で必殺剣「空」の発動条件が揃った場合、カイエンはカッパになっているわけですから当然 必殺剣「空」は使えません。 ではどうなるのかというと、ただの通常攻撃が出ます。

ただの通常攻撃なのですが、なぜか敵が死ぬまで延々と攻撃し続けます。

私が確認した限りでは、

  1. ギガントスにバイオブラストを1発当ててカッパを暴走させたら305回連続で攻撃して倒した。
  2. ヴァリガルマンダ戦でカッパを暴走させたところ、ダメージ1(クリティカルヒットも1)の攻撃を延々と繰り返した。計算したら倒すまでに10時間以上かかることが発覚したので途中で断念。

こんな感じです。理論上3万回連続攻撃が可能であることが確認できました(笑)。 なお、この時には256回(だと思う)攻撃するごとに1歩前に進むようです。最終的にはカッパが ヴァリガルマンダの裏側に隠れてしまいました。

この記事をすべてのカイエン愛好家に捧げます。


(2004/08/24)追記
私が公開していた記事は以上です。 なお、kimuさんが追加で調査を行い以下の2点が判明しています。

憶測ですが、カッパが無限に攻撃するのは、 「繰り出したのがただの通常攻撃であって必殺剣『空』ではないので当て身待ち状態が解除されない」 「自分自身の通常攻撃に対してカウンターが発生している」 の2つの理由が重なっているからではないかと思います。たぶん。