ファイナルファンタジー6 低歩数攻略

第3章
ただ…もう一本の剣が、そこにある(けど取っちゃダメ)。そんな気がして。


3.1. オペラ劇場

ゾゾを出るときにまたパーティー編成があります。ロックとセリス(モグタン将軍)は固定で、残り2人を選ぶことになります。ここはフィガロ兄弟を参加させるのが良いでしょう。兄は魔法修得値稼ぎのため、弟は強力な魔法攻撃(=鳳凰の舞)を駆使して主戦力になってもらうためです。
なお、後で説明しますがここでカイエンとガウを参加させてしまうと殆どクリア不可能に近いくらいに難易度が上がります。

ゾゾを出たらセーブ。(3309歩)

魔石ラムウはロックに装備させておくと戦闘が少し楽になります。


コラム:まじかる大戦略
 
スフィー「さて。ついに魔石を入手した主人公たち。ここから戦略の幅が一気に広がるわよ」
リアン「とりあえず魔石ラムウ1個だけは確保できましたけど。これは誰に装備させればいいんでしょうか?」
スフィー「ああ、ラムウは別にいらないから。好きにしていいわよ」
リアン「へ?せ、戦略の幅が広がるんじゃ…?」
スフィー「あのね、そりゃー私だって『まじかるさんだー!』とか言いながらサンダラ撃ちたいわよ。でもこの低歩数攻略ではレベルをかなり上げるから、通常攻撃が相当強くなるの。だから攻撃魔法なんかなくてもぜ〜んぜん問題ないわけ。分かった?」
リアン「そ、そうなんですか。となるとつまり、今回必要になるのは回復・間接魔法ですね。ケアルラとかですか?」
スフィー「そのとーり。ケアルラは基本よ、基本。これがないといくら強くたって戦うなんてムリだし、アイテムをぶんどるときに敵を治療できるし
リアン「あと間接魔法では…リフレク、ヘイスト、プロテス、シェル、バニシュ辺りが使えそうですね」
スフィー「リフレクはいらないけど、大体そんなところね。あと忘れちゃいけないのが、MP補充用のアスピルね。まあ最大MPが1000近くもあるから無くても大丈夫かもしれないけど、持ってると安心できるし。ラスピルもちょっと役に立つしね」
リアン「デスペルはどうします?魔導バリアーとか、魔神の分身とかを剥がせて便利ですよ」
スフィー「うーん。欲しい事は欲しいんだけど、多分それ取ってると魔法修得値が…。取るとしたらセッツァーさんだけでいいんじゃないかな」
リアン「大体分かりました。今までの話を総合すると、必要な魔石って、ユニコーン・カーバンクル・ファントム・シヴァの4つだけになりますね」
スフィー「そうなるわね。しかも、魔法が必要になるのはがれきの塔だから慌てて修得しなくてもいいの。必要な魔石が重複しないように、うまく魔石を割り振っていけば問題なし!ただし1つだけ例外があるけどね。それは言うまでもなく…」
リアン「ダリルの墓での歩数短縮用テレポですね」
スフィー「そう。で、誰に修得させるかとなると、これはエドガーさんで決まり。登場時期の関係で魔法修得値をたくさんもらえるからね」

ジドールでは、アウザーの屋敷に向かうときは左側(奥)の階段から行き、帰りはチョコボ屋に直行しましょう。

オペラ劇場前でセーブ。(3500歩)

オペラ劇場では、屋根裏部屋に行くスイッチを動かすときにはついでに落とし穴スイッチ(すぐ隣)も押して、一気に1階ホールまで移動します。ホールに出た後は左右どちらの階段を昇っても歩数は同じです。
オルトロスとの戦闘では、じっくり戦っていればまず負けることはないでしょう。だれかのレベルが3の倍数だったらやすらぎの指輪を装備させておきます(複数いたらエドガー優先)。

帝国大陸に到着したらセーブ。(3862歩)

3.2. 魔導研究所

ここからベクタまでの短い間に出てくるジョーカーからグリーンベレーを盗みます。グリーンベレーは1つあれば用は足ります。普通にやっているとかなり盗みにくいので、バイツァ・ダストを使って効率を上げましょう。

そしてベクタに到着したらまたセーブ。(3893歩)

ここは従来の低歩数攻略では難関だったのですが、その要因である『ブラッドソード盗み』をする必要がなくなってしまったため、全然難しくなくなってしまいました。
その代わりといってはなんですが、イフリート&シヴァがいる区画にプリンが出現するので、こいつから魔石のかけらを盗んでおきましょう。低確率でしか盗めない上に他にポーションを持っているので盗みにくいのですが、バイツァ・ダストを駆使して最低1つは盗んでおきましょう。
魔石のかけらは他の場所でも入手できるのですが、ここが一番取り易いので取っておいた方がいいと思います。

魔導工場・研究所内の敵は全体的に物理防御力がかなり高いので、主に鳳凰の舞や裁きの雷で攻撃しましょう。通常攻撃やオートボウガンはほとんど効きません。イフリート&シヴァ戦では炎と氷以外の属性が全て効かないので爆裂拳で。
魔石シヴァを入手したら、とりあえずエドガーに装備させておきましょう。
魔石×6を入手したらエドガーの魔石をカーバンクルに変更します。マッシュにビスマルクを装備させておくと、後のクレーン戦が多少楽になります。

飛空艇を操作できるようになったら、操縦捍には目もくれずに階段を降りるべし。これが重要。しかし非常に忘れやすいです。
この直後のイベントを進行させるためにはティナをパーティーに入れておく必要があります。また、飛空艇入手後のパーティー編成は飛空艇の中で行います。ここで問題になるのは、飛空艇内部画面に入ったときには甲板の上にある操縦捍から2歩分だけ階段に近い場所に立っているという事です。
ですから、魔導研究所からノーセーブで進めてきてやっと飛空挺を操作できるようになったからといっていきなり操縦やセーブをしようとすると、ただそのためだけに2歩歩かされる事になり、ここまでの苦労が全てパーになってしまうのです。注意してください。

パーティー編成をするためには飛空挺内のサロンを歩き回っている仲間たちに話しかけるのですが、少々コツがあります。仲間たちは自由に歩き回っているように見えますが、実はプレイヤー側は平気に歩けてもCPUが操作するキャラ達には絶対に入れない領域というものが一部にあるので、それを考慮に入れなくてはなりません。(実際にCPUキャラを後押しして調べてみるとよく分かります)

 
    
       
   
  
      

上の図の「○」で書いた部分がCPUキャラが踏み込めない領域です。よって、中央の机の少し上の「◎」の位置に立って真下に仲間が来るのを待つのが正解です。

ちなみに。
飛空挺内で待機中のキャラの行動は個別に決まっていて、大抵は特定の位置に立っていて動かないのですが、ティナ・カイエン・ガウの3名だけは自由にサロンを歩き回っています。
リターナー本部のエドガーもそうだったのですが、こういうキャラクターの移動は完全ランダムではなく一定歩数でループになっています。そして、自由に移動するキャラが1人しかいない場合は他のキャラに押されて軌道がずれるという事がなく、運次第では◎の真下に来てくれなくなり、クリアできなくなります。そして、最悪1人もいなくなってしまった場合には運に関係なく問答無用でクリア不能になります。
よって、パーティー編成では上記3名のうち2名以上を残すように心がける事が重要です。

ここでのパーティー編成ですが、まずティナはイベントの関係上必須。次いで、魔法修得値を稼ぐために崩壊後の参加メンバーであるエドガー・セッツァーを入れましょう。最後の1人は、筆者はロックにしましたが多分追加する必要はないはずです。なお、上に書いた通り、カイエンとガウは参加させない方ががいいと忠告しておきます。

ナルシェに着陸してセーブ。(4457歩)

3.3. 封魔壁の洞窟

ナルシェでじじい達と話した後に封魔壁の洞窟へ向かい、洞窟の一歩手前でセーブします。(4614歩)
この後、しばらくティナに経験値を稼がせてレベルを26まで上げます。なぜレベル26なのかというと、洞窟から帰る際にテレポが必要だからです。 最低歩数で進めているとこの時点ではテレポストーンは取れませんし、魔石カーバンクルから修得したくても魔法修得値が全然足りません。しかしティナがレベル26になるとテレポを自然修得してくれるので、これを利用します。
経験値稼ぎが終わったら一旦全滅して再度突撃。今度は最後まで攻略します。
B2には一定時間毎に切り替わる橋がありますが、ここで橋が切り替わる時に境界の上に立って十字キーを押しっ放しにしておくと、まるで一瞬だけ橋が一本に繋がったかのように歩いて進むことができます。この方法を使えば、最短距離を突き進めます。

封魔壁の洞窟をテレポで脱出してセーブ。(4884歩)

3.4. ベクタ

封魔壁攻略後は飛空艇を降りてベクタへ向かうのですが、実はここが結構面白いことになっています。
この時点では飛空艇は幻獣に撃墜されてマランダ付近に不時着しており、イベント終了後に飛空艇の甲板からスタートします。飛空艇から降りる場合、通常は操縦捍の前へ行って離陸してから降りますが、ここでは飛空艇を動かせないので、船底まで降りて最下部の出口から出ます。
しかし何も考えずに普通に歩いて降りてしまってはいけません。その途中でパーティー編成をするのが重要です。

普段は飛空艇の中でパーティー編成をすると甲板へ続く梯子の前に出ます。普通に考えて編成後はすぐに飛ぶなり降りるなりするはずですから、そうしやすいようにシステム側で便宜を図ってくれているわけです。

「では、飛空艇を飛ばせないこの状況ではどうなるのか‥?」

という発想に至れば勝ちです。飛空艇が不時着している今だけは、わざわざ親切にもパーティー編成後の出発点を船底に変更してくれます。よって、その分だけ歩数を縮めることができます。

飛空艇から降りたら近くの森にある隠しチョコボ屋へ行き、一気にベクタへ行きます。(4980歩)
ベクタの町では上に行くための階段を左右両側から上れますが、右側から行っても左側から行っても歩数は変わりません。ただし左側から行って階段だけ右側から登ろうとすると歩数に無駄が出るので注意。
和平会食の前に兵士に話しかけるように薦められますが、当然そんなことをしてはいけません。
直立不動のまま4分間待ちます。また、会食は休憩などしないで速やかに終わらせます。

会食が終わって帰る際に注意。素直に歩いて帰るのではなく、途中でパブに寄ってテレポで脱出しましょう。
理由は分かりませんが、ベクタでは屋内マップでのみテレポが使用可能になっています。ぶっちゃけありえない。

ベクタを出たらセーブ。(5275歩)

3.5. 大三角島

特に意味はありませんが、アルブルグの港でテレポストーンを取れます。
アルブルグから大三角島へ向かいます。上陸したらセーブします。
ここに出現するブリアレオスから大地の衣を盗めます。取らなくてもいいかもしれませんが。

ここで、シャドウの『なげる』コマンドを使って、盗賊のナイフと手裏剣以外の投げられる武器を全て投げておきます。なんでこんな事をするのかというと、盗賊のナイフを強制装備させるためには他の武器を全て処分する必要があるからです。低歩数攻略ゆえに店で売却する事はできないのですが、武器だけは『なげる』で処分できるので非常に助かります。
なお、『なげる』による攻撃は回避不能かつ防御力無視なので敵に投げているとすぐに倒してしまいます。バニシングボディーを使って味方に投げましょう。

サマサに着いたらセーブ。(5556歩)

サマサでの火事の家イベントは、アクアブレスで乗り切りましょう。フレイムイーターからフレイムタンを盗まないように気をつけてください。
西の山ではオルトロスからホワイトケープを盗んでおくのを忘れるべからず。これを怠ると最後で行き詰まります。

イベントが終わってサマサを出たらセーブ。(6040歩)

3.6. 魔大陸

エドガー、セッツァー、ロックの3人で魔大陸へ突入します。
ここで出現するスピットファイアからは低確率でエリクサーを盗めます。入手できたらラッキー。
テュポーン大先生からは低確率でダガーを盗めてしまうので、うかつに盗賊のナイフで攻撃しないように注意。
また、エアフォース戦では本体から高確率でエリクサーを盗めます。こちらは確実に入手しておきましょう。

魔大陸に上陸したらセーブ。(6052歩)

すぐ近くにいるシャドウは無視です。
中盤に床を上下させるスイッチがあります。これを押した後は、道なりに進もうとしないで来た道をそのまま辿って分岐点へ戻ってください。実はこちらのほうが歩数が少なくて済みます。

ここでは、アポクリファから天使の指輪を、ベヒーモスからエルメスの靴を、それぞれ低確率で盗めるので入手しておきましょう。低確率とは言っても、他に高確率で盗めるアイテムを持っているわけではないので、何度も盗んでいればそのうち必ず取れます。
アルテマウェポン戦では、エリクサーを高確率で盗める上に、落します。確実に2個入手しておきましょう。

魔大陸では全体的に敵が強い上にこちらの武装が貧弱なので戦闘はかなり苦しいです。レベルをどんどん上げてしまっていいでしょう。


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